「Black Cat」 五本目

BLACK CAT 20 (ジャンプコミックス)

BLACK CAT 20 (ジャンプコミックス)

 伝説の殺し屋「Black Cat」が掃除屋として復活、過去の因縁と戦うお話。酷い・パクリという世評を聞き、どこまで酷いのかと期待して読んでみた。
 過去云々の流れが「るろ剣」とダブって見えた・これって某旅団? 他どっかで見たような展開、キャラを登場させすぎて散漫、無闇に殺さない主義とか言っておきながら一巻あたりで二人殺している・スヴェンの右目の人は死ぬ意味なくね? とか割といい加減。総じて言えば薄さを感じた。
 とは言え、世間で言われるほどつまらないとは感じなかったのも事実。割りと好みな絵柄、メインヒロインのキョウコ、浴衣キャラのサヤ、イヴの変化能力およびその描写は良かったかな。誉めるところはそれぐらいだが、全巻飽きずに読めたし、このレベルならジャンプに連載していても問題ないと思うのだが……駄目?
 あ、ちなみに私はパクリとかそれほど気にしないタイプなんで、そこのところよろしく。これだとシキがアウトなくらいかな。