「涼宮ハルヒの憂鬱」第一話

 原作二巻でハルヒらが撮影した自主製作映画「朝比奈みくるの冒険」が何故か一話。構成ぐだぐだ、演出しょぼい、セリフ棒読みのつまらない素人作品という設定の作中作なのだが、原作のハルヒ超監督の電波を忠実に再現し、頭痛がする内容に仕上げていた。さすがは京アニ。まあ、忠実ゆえに観ていて非常に苦痛だったけどさ。
 ある意味、非常にインパクトのある第一話だったが、原作を知らない新規視聴者はほとんど切ったような……。これに耐えられない人は見るなという京アニのメッセージだったりしないよな、まさか。
 追記(四月二十五日)。訂正だが、どうやら、例の自主制作映画は六巻の収録作品だったらしい。てっきり、二巻で撮影したアレをオリジナルに再現したのだとばかり思っていたのだが……。何考えてんだ作者。