「AQUA BLUE」 二十一本目
- 出版社/メーカー: 戯画
- 発売日: 2002/12/20
- メディア: CD-ROM
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CGはちゃんと可愛く描けているし、音楽もさりげなく良好なのだが、話の内容が酷い。「えいっ」「えいっ」「えいっ」「えいっ」「よし、そこだ」「きゃーっ」ってな感じで、地の文なしの掛け声としょぼい解説だけの対戦シーンを延々と読まされるのは苦痛です。キャラの掘り下げも薄い上に選択肢もないに等しいのでひたすらクリックするだけで退屈の一言。ぶっちゃけた話、開始一分で飽きた。
さらに、どのキャラを選んでも工夫もなくほぼ同じストーリーを読まされるのはもう……。プロローグ→対決→えちぃシーン→ミニイベント→対決→えちぃシーン→ミニイベント→最終戦→えちぃシーン→エピローグ、というテンプレ通りに話が進み、相違点はといえば一二回戦の対戦方法(四種目の中から二つ)・対戦相手・エピローグくらいしか違わない。凌辱ゲーなんだからといってもえちぃシーンも一人一回しかないし、会話のみで進行するのでやはりたいしたものではない。
これを六キャラ分読まされるわけで企画段階から失敗しているような気がしてならない。根性でコンプしたが正直苦痛だった。バルドシリーズと丸戸作品以外の戯画作品は地雷という話だが、予想の斜め上を行く酷さだった。orz