「にっぽんの現場『「秋葉原・年の瀬の物語』」

 「ひぐらしのなく頃に」の作者・竜騎士07氏がNHK総合のアキバ特集に登場するということで観てみた。同人という分野の代表者として少しインタビューを受けるだけだと思っていた割りに、予想外に大きく取り上げられていた。やはり流行りものということか。
 本邦初公開の竜騎士氏は意外と普通の人だったが、今回の放送で驚くべき事実が明らかになる。何と! 同サークルの八咫桜氏は弟(兄に凄く似ている)で、父・母も仕事を担当するという家内制手工業だったのだ! あの家族であの内容の作品を作っていたのか。すじとかいいのかな、……かな?
 そんな感じでひぐらしファンには見逃せない面白い内容だったのだが、やばいネタバレがちらほら見受けられたのはどうかと。父のインタビューや番組中に使われたゲーム場面、ネット上の考察サイト紹介で推理分がもろに見えたり……。NHK、もうちょっとちゃんとして下さい。
 私は某掲示板のひぐらしスレで実況をしながら観ていたので、それ以外の部分はしっかりとは見ていないのだが、典型的な萌えオタ(西又信者っぽい)を担ぎ出したり、メイド喫茶を登場させたりと何だか狙っている部分もちらほら見受けられるわ、ナレーターもオタクオタク繰り返すわで微妙な悪意を感じなくもなかった。まぁ、西又絵にどれも同じに見えるというきわめて正当なツッコミを入れていたのは笑ったけどさ。