『ちーちゃんは悠久の向こう』 四冊目
- 作者: 日日日
- 出版社/メーカー: 新風舎
- 発売日: 2005/02
- メディア: 文庫
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西尾氏のデッドコピーとか囁かれているが、158ページからのモノローグがそのまんまでちょwwwと思ったくらいで、全体的には目くじらをたてるほどではないかな。
構成が微妙だったり、見せ場となるべきシーンがあっさり流されてりと物足りない部分もあるが、壊れ系鬱話をちゃんと描けている。主人公が虐待を受けるシーンなど、読んでいて頭がグラグラし気分が悪くなった。つまりは物語に引き込まれたわけで、その辺を評価出来る。「天才高校生」というフレーズは言いすぎだが、十分満足できた。
後ラストが不明瞭だが、(ちーちゃんが先輩の体を乗っ取って、主人公とくっついた)と解釈しているかな。要はハッピーエンドですね。