「ひぐらしのなく頃に」十七話

「目明し」編二話。一年前の綿流し当日〜悟史失踪ら辺のお話。
 まだまだ及第点。この話の見せ場の一つ、ケジメのシーンはちゃんと怖く出来ていたかな。
 ツッコミどころ。大石の作画・詩音に揺さぶられる悟史のシーンが変なのはともかく、原作でまだ確定していない叔母殺しの犯人をはっきり描いてしまうのはどうかと。「祭囃し」で明かされる真相と違ったらどうする気だろう。
 また、悟史との電話の最後が「沙都子のこと、頼むからね」→即、電話を切るだったのもおかしい。原作では依頼→詩音即答できず→悟史落胆の流れ。「目明し」全体から考えるとまずいが、似たような重要要素である悟史の「詩音っていい名前だね」発言は残っていたんで、まだましなのか? 奴らはエピソードの取捨択一が苦手だから……。