2006年4月期新作アニメチェキリスト(放送後)

 かなり今更だが今期のアニメの雑感、視聴続行判定をつけてみる。表現媒体としてアニメーションはそれほど好きじゃないんで、ばっさりカットしてしまった。

視聴続行
ひぐらしのなく頃に」(現在、六話):原作信者だが、絵も慣れたしそれなりに満足。重要な部分をカットしていたり、テンポが速すぎたりもするが、尺の関係上仕方がないだろう。あんまり怖くないのも、筋を知っているからだろうし。あと、「鬼隠し」で圭一が書く手紙に関して大ポカがあると言われているが、私としては伏線だと信じていたり。


涼宮ハルヒの憂鬱」(現在、六話):一話は悪い意味で凄かったが、それ以降は京アニクオリティで原作に非常に忠実で今季最高のアニメに躍り出た。作画・動画はいうまでもないが、延々続く主人公・キョンのぼやき、さりげなく挟まれた小ネタ(長門が『ハイペリオンの没落』を読んでいるシーンでは爆笑)が楽しい。時系列バラバラの構成が非難の的になっているが、私は原作を読んでいるんでそれほど問題ではなかったかなと。


ブラックラグーン」(現在、五話):戦闘シーンやオープニングをはじめ、客観的な完成度は確かで観ていて普通に面白い。ただ、他の二つと比べインパクトが薄いかも。


視聴打ち切り
チャングムの夢」:丁寧に作られていると思うのだが、取り立ててインパクトもない。ぶっちゃけ、伊藤美紀が出ているから試しに観ただけだったり。


シムーン」:専門用語連発で分かりにくいやら、百合が泥臭いやらで微妙。


西の善き魔女」:原作を聞いたことがあったんで試しに見たが、普通のファンタジーだった。縁があれば原作を読むかも。


ガラスの艦隊」:誰かが言っていたが、『銀英伝』+『ベル薔薇』な匂いがぷんぷん。艦隊がCG臭いのが苦手だが、それ以外は普通。