「アカギ〜闇に舞い降りた天才〜」 四本目

 近代麻雀連載中の麻雀漫画原作アニメ。半年間リアルタイムで見続けたアニメその二。
 延々麻雀を打ち続ける内容だが、CGを駆使した上、原作を忠実に再現しているんで観ていて非常に燃える。アムロ声(古谷実)の延々続くナレーションも味があってよかった。金の話が出るたびに、現在の貨幣価値にして云々とお約束の説明が出るのは笑ったが。
 前半の矢木・市川(カコイイ)・浦部との戦いは文句なく面白かったが、原作でも引き延ばしが酷い鷲頭麻雀が始まってからはだんだんしんどくなってきた。原作からして七巻から最新刊の十八巻までやってまだしばらく続きそうという状態。アニメでも後半のクールまるごと使って終わらないという……。鷲頭様のキャラ・リアクション(「死んじゃうツモ」とか叫ぶ)は面白いんだが、ここまで続くとさすがに飽きてくる。
 また、この作品に登場するキャラの中の人たちは、皆リアル雀鬼ばかりらしい。そういうところが作品に深みを増しているんだろうなと。DVD特典の声優+原作者による対局も是非見てみたいものだ。
 さて、次は「天」か「アカギ」のアニメ化か。期待してますよと。