『シスタープリンセス〜お兄ちゃん大好き〜』総評

 というわけで、十二人の妹全員分読み終わった。とりあえず、この作者は三点リーダーを使いすぎだと思った(千影以外)が、妹自体も微妙なのが多かった。媒体の形式上、話を膨らませにくいから、キャラに萌えられないと楽しめないしなあ。
 それはともかく、読了記念に妹ランキングをつけてみよう。
咲耶:不動の一位。恋する乙女ぶりが最高。
②千影:前世の絆とか言い出す娘って良いよね。三点リーダーの使い方もグッド。
③白雪:勉強中、うっかり「にいさま」と百回ほどノートに書き込んだシーンに萌えた。髪の内巻きも良い。
④可憐:「ToHeart」のあかりもそうだが、SSの影響からか包丁を振り回すサイコさんなイメージが……。
鞠絵:メガネ・三つ編み・ストールと最強なビジュアル、丁寧語遣い・病弱設定を持つも、内面描写がぱっとしない。
⑥衛:ボーイッシュはあまり興味がないが、最もよくできたストーリーの力の恩恵もあって悪くない。
⑦花穂:ヘアバンド・チアルックは良いし、可愛いっちゃ可愛いがドジっ娘は趣味じゃない。
⑧春歌:和服は萌えだが、エセ大和撫子っぷりが微妙。「ポッ」とか言うんじゃない。
鈴凛:兄にたかりすぎ。喋り方も何か嫌。
四葉:はいはいチェキチェキ。
亞里亞:泣き喚く子供はちょっと……。くすんくすん。
⑫雛子:電波が強すぎる。内面描写も怖すぎ。