「黒魔法少女サディスティック妖子」 三本目

 黒魔法少女・妖子はある日、魔界から悪魔を召喚する。彼女の願いは恋を成就させること。早く帰りたい主人公は、恋敵を堕落させよという命令にしぶしぶ従うことになるのだが……というお話。昼はノベルパート、夜はSLGパートの二段構えのシステム、とゲーム性のある仕様となっている。
 タイトルからしてB級バカゲーに見えるのだが、むしろアイテムを探索して主人公を強化→ヒロインと戦闘→凌辱というSLGパートがメインでしょう。アイテムの探索に時間がかかる、特定のアイテムさえ揃えばたいていの戦闘は一撃で終わる、とゲームバランスが杜撰な作業ゲーだが、その辺に目をつぶれば手堅い凌辱ゲーかなと。
 また、シナリオも冒頭の掛け合い他、コミカルに邪悪という独特の雰囲気を味わえて物珍しい風味。妖子シナリオ以外の個別ルートは短すぎるんであくまでおまけって感じだが。
 あと、「魔女っ子○グちゃん」のテーマの替え歌、「キング・オブ・魔女っ子 妖子」他ボーカル曲が面白いんで一度聞いてみるのも良いかも。